FXは為替変動リスクがあります。そしてこの為替変動が不利な方向に進むと、評価損が発生します。この損がどんどん大きくなると、証拠金不足となり、やがてはポジションがすべて自動的に決済されてしまいます。このことを自動ロスカット、ロスカット、または強制決済といいます。強制決済になると、口座の資金が大きく目減りします。ロスカットの基準はFX会社によってさまざまですが、大きな損失となることには変わりありません。
仮に、1ドル=120円の時に、口座に30万円があったとしましょう。1万ドルのドル/円ポジションを買い持ちしているとき、レバレッジは4倍です。ここから為替変動により1ドル=100円になったときは、120万円の価値だった1万ドルが、100万円の価値になった(ドル安、円高)ことを意味しますので、20万円の含み損が発生している状態になります。
このとき口座価値は10万円(=30万円-20万円)です。このままどんどんドル安、円高が進行して1ドル=90円になったとしたらどうでしょうか?
120万円の価値があった1万ドルが90万円になったということは、30万円の損が発生しているわけですから、口座価値はゼロです。担保として入れていた30万円分の証拠金が、為替変動によりそっくりなくなってしまいました。
実際には口座価値がゼロになる前にドル/円のポジションは自動的に決済されます。このことを強制決済(自動ロスカット)といいますが、FX業者によって強制決済の基準は様々です。
1ドル=90円は過去(年~年)にも発生しているため、またこの水準になる可能性は少ないながらもあるでしょう。
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